PayPalすごい!

クレジットカード情報の移管はPayPalでも可能だとwebpayから案内された。

PayPalこのサイトに導入済み。しかしこれまでのところPayPalを利用する人の割合はとても低くなっている。おそらく、利用にあたってPayPalのアカウントを開設する必要があるので、面倒になって離脱してしまうのだろうと思う。欧米ではPayPalのシェアが大きいらしいが、日本ではシェアが低い。PayPalのアカウントを持っている人の数が多ければ良かったのだが。

なぜ、日本でPayPalが伸びないのか?

日本では銀行からPayPal口座に入金ができない。PayPal口座への入金はクレジットカードの引き落としのみ。他の国ではこれが可能になっている。

PayPalがあれば送金にかかる費用がほぼ無料。そうなると国内の銀行は用無しです。FinTechとはそういうものでしょう。銀行から直接PayPalに入金できないのは銀行業界が反対しているとか、天下りを受け付けないから金融庁が嫌がらせをしているとかいろいろ可能性があります。

PayPalが普及していればもっと便利な生活ができるようになっていたであろうに、と思うのですが、PayPalの利用者は数が伸びていないのが現状。仕方がない。現在導入しているのがPayPalエクスプレスチェックアウトでなくてPayPalアカウントがなくても利用できるウェブペイメントスタンダードプラスだったら離脱率も低くなっていたのかも。

しかし、ウェブペイメントスタンダードプラスは月額固定費がかかる。

ということでwebpayのクレジットカード情報を移管する先としてPayPalは見送り。

残念!

 

ところで、PayPalに口座を開設した際、サポートデスクに電話すると中国語なまりの正しい日本語で丁寧に対応された。技術的なことに関して問い合わせるとアイルランドからメールで回答があった。世界中の人材を使いサービスを提供する、まさにグローバルな企業。FinTechで先端を行こうとするなら国内に閉じこもっていてはダメなんでしょう。日本からFinTech分野で成功する企業って現れるのでしょうか?